(開講)第65回ワン・コイン古文書講座
みなさん、こんにちは。最近は品川区発掘調査報告書の文献調査の原稿を執筆しています。三日月藩1万5000石の江戸上屋敷に関する文章です。三日月藩は現・兵庫県佐用町にありました。この原稿執筆のため佐用町まで現地調査をしました。いい所でしたよ。……ただ、自費の中の調査でしたので、どこかで旅費を捻出しなければなりません。今回はそのために原稿のネタを講義させて頂きます(余計な話ですが、佐用町といえば、某兵庫県議員が60回ほど公費出張したと主張している場所です。……繰り返しますが、一方、わたしは自費です)。今回はその内容をご紹介したいと思います。ワン・コイン古文書講座は今回も宮前市民館で行います。どうぞお気軽にご参加下さい。
第65回ワン・コイン古文書講座
○日時:8月21日(木曜日)14時~16時
○場所:宮前市民館(川崎市宮前区宮前平2-20-4宮前文化センター[最寄り駅は東急田園都市線宮前平駅])第4会議室 宮前市民館のホーム・ページ
○料金:500円(一ヶ月会費)
○講師:高尾善希(たかお・よしき 立正大学文学部史学科非常勤講師・博士(文学))
○演題:「村の中に住むお殿様-武蔵国荏原郡上大崎村の三日月藩森家上屋敷-」
〇講師から一言 平成25年11月から平成26年1月まで、JR目黒駅前で発掘が行われました。江戸時代、そこには三日月藩1万5000石の上屋敷がありました。当時、そこは武蔵国荏原郡上大崎村という村でした。上屋敷はお殿様が日常的に住む場所ですが、どうしてこのような江戸城から遠い場所に上屋敷があるのでしょうか? これはお殿様が恒常的に村に住んでいたというとても珍しい例です。「村の中に住むお殿様」の事例をご紹介します。
○参加方法 参加する際には必ず下記メール・アドレス宛てに参加希望の旨のメールをご送信下さい(メール題名は「講座希望」と記入して下さい)。 komonjyo_yomukai@yahoo.co.jp
運営の都合上、多くのところは自己責任でお願いします。お出かけ直前に、このブログの内容をご確認下さい。変更点などがある可能性があるためです。なお、ワン・コイン古文書講座の次回の予定は9月25日(木曜日)です。
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