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2014/04/16

(開講)第61回ワン・コイン古文書講座開講

 みなさん、こんにちは。漸く暖かくなり、桜の花も落ちて緑が目立ち出した季節ですが、みなさんには如何お過ごしでしょうか。新刊の拙著『驚きの江戸時代』(柏書房)も、ボチボチ売れているようです。目標は第2刷! なのですが、どうなりますか。たとえ2000円といえども、物を売るというのは難しいですね。今回も宮前市民館で行います。どうぞお気軽にご参加下さい。

第61回ワン・コイン古文書講座

○日時:4月24日(木曜日)14時~16時

○場所:宮前市民館(川崎市宮前区宮前平2-20-4宮前文化センター[最寄り駅は東急田園都市線宮前平駅])第4会議室
宮前市民館のホーム・ページ
http://www.city.kawasaki.jp/miyamae/category/117-11-1-0-0-0-0-0-0-0.html

○料金:500円(一ヶ月会費)

○講師:高尾善希(たかお・よしき 立正大学文学部史学科非常勤講師・博士(文学))

○演題:「松の廊下刃傷事件」

〇講師から一言 今回も江戸城シリーズの話のひとつです。今回は赤穂事件で有名な松の廊下刃傷事件の史料を読みます。有名な事件だけあって、いろいろな読み方があります。僅かに残された史料から、みなさんと当時を想像してみたいと思います。

○参加方法 参加する際には必ず下記メール・アドレス宛てに参加希望の旨のメールをご送信下さい(メール題名は「講座希望」と記入して下さい)。
komonjyo_yomukai@yahoo.co.jp

 会の運営の都合上、多くのところは自己責任でお願いします。お出かけ直前に、このブログの内容をご確認下さい。変更点などがある可能性があるためです。なお、ワン・コイン古文書講座の次回の予定は5月22日(木曜日)です。

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2014/04/06

(雑感)いつから「歴史」は暴走し始めたか?

・トンデモ本が増えてきたのは明治の老人がいなくなってからか? わたしの曾祖母は明治30年の生まれで、わたしが中学生の時に亡くなりました。もし彼女が存命であれば、116歳くらいになっている筈で、世界最高齢クラスになるでしょう。それを思うと「明治は遠くなりにけり」の言葉通り、明治は遠くなったのです。 わたしは中学生の頃から本屋巡りが趣味でしたから、自然、曾祖母が死去した頃から、本屋の歴史書コーナーの背表紙をずっと定点観測してきたことになりました。その上での雑感ですが、ちょうど明治の老人が鬼籍に入る頃から、歴史書コーナーの背表紙が暴走し始めたという感を抱いています。もちろんこれはわたしの雑駁な感想でさほどの厳密さはありませんが。 

・増え続ける歴史系トンデモ本 最近、歴史系トンデモ本が増え続けています。たとえば、いま流行りの「江戸しぐさ」など……、ここでは書くのをやめておきましょう。 とはいえ、かくいうわたしも、時代考証無視の時代劇に(ムム、ケシカラン!)などと叫び声をあげるような狭量さは持ち合わせていないのです(わたしも時代考証の仕事をしたことがあり、その限界は重々承知)。まあまあ、いいじゃないの。歴史学を修めているひとたちは、教科書問題など政治や教育に関するイシューを熱心に議論することはあるものの、いちいち細かい俗書の類を議論の対象にすることはありません。論文を書くので忙しいし、研究は面白いし、それどころじゃない。それ以前に就職しなきゃ。 でも、この先、どうなってしまうのだろうという、ぼんやりとした危惧があります。「歴史」はどこへ行ってしまうんだ? 知らない間にコロコロと転がるボール、ドブにポチャン……。自己批判を含めて。

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