(講座)豊島区文化財講座「江戸の町の発掘調査~日本橋から巣鴨まで」(『広報としま』1308号、平成17年2月5日発行)
豊島区教育委員会では、2月から3月にかけて、考古学に関する講座を開催します。わたしも講師になっています。
わたしは、発見・分析した幕末巣鴨町の町なみ絵図「巣鴨町軒別絵図」について、ご紹介する予定になっています。くわしくは『広報としま』1308号をご覧ください。
話すことは『巣鴨百選』2月号で書いたものとほぼ同じですが、ここでは、そこに書き漏らした考古学(モノ資料)と文献史学(文字史料)との関係、発見の裏話などを披露します。興味のあるかたはぜひどうぞ。
豊島区文化財講座「江戸の町の発掘調査~日本橋から巣鴨まで」わたしの演題だけ浮いているような……? まあ、いいか。性格なんです。
平成17年2月24日~3月17日 木曜日(全4回) 午後7~9時
会場「生活産業プラザ」(豊島区東池袋1-20-15)
「お江戸、日本橋の町屋!」講師・仲光克顕(中央区教育委員会)
「加賀藩邸内の長屋」講師・堀内秀樹(東京大学埋蔵文化財調査室)
「巣鴨町町家の発掘調査」講師・成田涼子(豊島区教育委員会)
「よみがえる巣鴨の町なみ~皇女和宮のおくりもの~」講師・高尾善希(東京都公文書館)
○定員50名…全回出席できる方。 ○申し込み方法…往復はがき(『広報としま』のはがき記入例参照)で2月15日(消印有効)までに「生涯学習課文化財係」(〒170―8422 豊島区東池袋1―18―1 豊島区教育委員会生涯学習課文化財係)。 ○一人1通…応募者多数の場合は抽選。 ○文化財係…℡3981―1190。
※念のため『広報としま』1308号で実際にお確かめください。 『広報としま』
| 固定リンク | 0
« (専門書拾い読み②)清水邦夫さん「新史料至上主義に疑問」 西海賢二さん「悲しい現実」 『地方史研究』310・311 | トップページ | (史料)司馬遼太郎『俄』と江戸時代の「戸籍」―「宗門人別帳」について― »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
なんとなく身内を誉めても割り引いて受け取られそうですが。でも、高尾さんが見つけられた巣鴨の絵図、それと発掘成果とのリンク。本当に面白いですよ。都市江戸の研究者として強くお奨めします。掛け値ありません。
投稿: 小林信也 | 2005/02/10 10:39
ありがとうございます。江戸研究は素人ですが、これから精進したいと思っています。もちろん村落史も手放すつもりはありません。むしろ都市研究と融合させてみたいと思っています。
投稿: 高尾 | 2005/02/10 22:52